木工職人で大成功させるためには、各装備ごとに決まっている「基準値」に合わせられるかがポイント。
数値を合わせる方法は「ねらい彫りで会心を狙う」「特技ごとのダメージを考慮して数値を詰める」の2パターンがありますが、今回は「ねらい彫りを使うタイミング」について、出来る限り簡単に解説していきます!
特技ごとのダメージテーブル表
ダメージテーブルはなんとなーく覚えつつ、すぐ確認できる状態にしておきましょう。
自分が使いやすいようにカスタマイズするのが一番ですが、参考として僕が使ってる表を以下に貼っておきますね。
きれいに作りこんだ表より、パッと見てわかる簡易表の方が使い勝手がいいですよ!
上右:昇竜・大昇竜の上、大河・超大河の右
下左:昇竜・大昇竜の下、大河・超大河の左
会心の仕様
・彫りダメージが2倍になる
・ダメージが基準値を超える場合でも、基準値ちょうどになる(誤差0)
どこから狙うか?
会心でダメージが2倍になっても基準値に届かなければいけないので、
ねらい彫りで会心狙いをする場合には、事前に一定量を彫り進める必要があります。
また、ねらい彫りも必ず会心が発生するわけではないため、
会心が発生しなかった場合にも、基準値をできる限り超過しない調整が大切です。
それでは、ねらい彫りを例に考えてみましょう。
ねらい彫りのダメージテーブルは「通常彫り」と同じになり、
また、会心時はダメージ2倍になるためダメージテーブルは以下のようになります。
続いて例をもとに考えてみよう。
ちょっとめんどくさいけれど、動画で手順覚えるだけより理解することが大事!
残値30のケース
大成功となる基準値100のところ70まで削り、残値が30になったケースです。
1.会心発生:選択された数値36
残値に対し6オーバーしてるけれど、会心は基準値でちょうど止まる性質があるため、大成功になりました★
2.会心発生:選択された数値26
残値に対し4少ないため、会心が発生したにも関わらず基準値にすることができませんでした。
以上のことから、会心時の最小値より残値が小さくなってから狙う事が有効であることがわかります。
じゃあなるべくギリギリまで削れば考えなくてもいいねー!って訳にもいかないのが難しいところ。
次の例を見てください。
残値15のケース
上図は基準値100のところ85まで削り、残値が15になったケースです。
1.会心発生:選択された数値24
残値に対し6オーバーしていますが会心は基準値でちょうど止まる性質があるため、大成功です。
2.会心が発生しなかった:選択された数値12
会心が発生せず、残値が3残りました。
会心は失敗したものの、ここからカンナをかければ誤差0~1が狙えそう。
3.会心が発生しなかった:選択された数値18
会心が発生せず、通常最大値の18が選択されたことから基準値オーバーです。
再生木であれば挽回できますが、それ以外の木材では絶望的・・・。
会心の成功率は4割程度と言われているので、会心が発生しなかったケースを考えて、「会心が発生しなかった場合の最大値より、残値が大きいとき」がよさそうです。
まとめ
ねらい彫り、くさびなどで会心を狙う場合は、「通常最大値≦残値≦会心最小値」の範囲におさめるようにしましょう。
言葉が難しいので、ねらい彫りの順目ダメージテーブルで見るとこんな感じ。
ねらい彫りを順目で使うときは、残値「18~24」になるように調整するとハッピーになれそうですね!
特技ごとのねらい目残値
会心を狙う際の王道パターン、順目・逆目のねらい目とする残値は以下の通りです。
まぁこの表さえあれば「会心ねらい」についてはどうにかなるんですけど、どんな仕組みなのかな~って事が理解できると、木工がもっと楽しくなるんじゃないかな!と思います。
「会心に頼らない残値の詰め方」もいずれさらりと記事にしますね!
んじゃ~今日はこのへんで!
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